港区社長シュナイダーが人間・社会・教育について論じているブログ

管理人略歴 会社経営者/法学士(京都大学)/港区タワマン在住/英検1級/元Z会マスターコース講師

「生物としての人間」を強調しすぎも間違い

私はよく「生物として人間の行動を分析すると云々」という表現を使いますし、そう言ったことを言う人は他にもいます。

 

たしかに、人間の行動を分析すると、そのほとんどは動物として生き残るために

「合理的」にできています。

 

男性は結婚に必死じゃないのに、女性は必死だったり。

 

炭水化物を食べると太ったり。

 

夜より朝の方が集中できたり。

 

etc

 

しかし、人間の行動の「全て」を生物レベルに還元して説明することは厳しいでしょう。

 

例えば、子孫をもうける前に自殺をしたり、養子を育てたりすることの意味は生物として説明できません。

 

そもそも、「生存」と「生殖」を目的とするならここまで高度な文明を発達させる意味などなかったでしょう。

 

やはり、ホモサピエンスという生き物には二つのレベルの行動があるのです。

 

人間としてのそれ。

 

ホモサピエンスとしてのそれ。

 

これらは、それなりに重なる面もありますが、やはり「別」と言えば「別」です。

 

なんでもかんでも「生物レベル」で考えるのもそれはそれで浅いのです。