HKの徒然草

辣腕会社経営者が、人間や社会について論じています。京都大学法学部在学中に起業し、現在は代官山アドレス在住です。特技は語学で英検1級。

因果関係の特定の難しさ

実は私は2週間ほど咳が止まらない状態だったのですが(というか今もちょっと咳が出る)、最初やばい状態でお医者さんに診てもらって、薬をもらいました。

 

しかし、全く改善する兆しがないので二度目に病院に行くのをやめてしまいました。

 

私も風邪で頭がイカレてるので、「薬なんて意味ないよ。結局は抵抗力やから、横になって早く寝よ」と正当化していましたが、今から考えると、続きの薬をもらいに行った方が早く改善したかもしれないなぁと後から後悔しております。

 

素人なりに「こういう可能性もあった」と分析してるのですが。

 

一週間では効果がなかったように見えたけれども、どこかに閾値があってそれに到達してないから全く効果がないように見えて実はやはり効果は長期的にはあったのかもしれない、とか。

 

もしくは、実は最初の状態が100で1週間でむしろ悪化して120になるところを薬のおかげで100のままにとどまれたのかもしれないし、そのまま続けていれば早く治ったのかもしれない、とか。

 

真相は絶対にわかりません。

 

これは遺伝子や生物系の研究にも当てはまる困難さですが、本来医学や生物学の研究は「比較したいところ以外の条件を完全に等しくしなければならない」という大原則があります。

 

小学校の理科でもやる「対照実験」というやつです。

 

比較したいところ以外の条件を完全に等しくしないと、何がどこに影響を与えるか分からないからです。

 

しかし、物理などの物質科学と違って、人間の体や生物などは複雑系で個別具体性がありますから、究極的には何がどこに影響与えているかを知る事は極めて難しい。

 

今だにゴホゴホ咳をしながら、こんなことを考えております。