HKの徒然草

辣腕会社経営者が、人間や社会について論じています。京都大学法学部在学中に起業し、現在は代官山アドレス在住です。特技は語学で英検1級。

目的と手段について

目的と手段の関係というのは、なかなか難しい。


文字通り、目的がゴールで手段がそのためのツールと考えれば、目的が達成されたら手段は無意味なものとなります。


私は人生について何か考えるときに、原則的には目的と手段で考えるようにしていますし、これは非常に大切なことだと思います。


しかし、例えば、いい老後のためにいい会社に入り、いい会社に入るために良い学校に行き、いい学校に入るために勉強し、勉強するために塾に行き・・・


とあらゆる営みを目的と手段の関係に落とし込むと、最後は「死ぬために生きている」という不条理に気づきます。


どんな人生も最後に平等に待っているのは100%の死。


だから、目的手段思考は一定の限界を持っています。


人生は旅になぞらえますが、本当にその通りだと思います。


目的手段を緩やかに考えつつ、手段そのものを楽しめれば、人生は意味に満ち溢れます。


仕事も「金を稼ぐ手段」ではありますが、できる範囲で楽しむほうが絶対に有意義です。


目的と手段をあまり固定的に考えないほうが、逆説的に人生は楽しくなるように私には思えます。