HKの徒然草

辣腕会社経営者が、人間や社会について論じています。京都大学法学部在学中に起業し、現在は代官山アドレス在住です。特技は語学で英検1級。

税金で食ってる?

なぜか政治家のような公人が不倫問題を起こすと、「俺たちの税金で食ってるくせに」といった論法になります。

しかし、政治家は仕事をしてるから対価として給料をもらってるわけで、「俺たちの税金で」を極端に強調するのは間違いです。

そんなロジックで行けば、お医者さんは「患者の金で食っている」わけですし、お寿司屋さんは「お客さんの金で食っている」わけですし、私立学校の先生は「生徒の金で食っている」わけです。

人間はそれぞれ何かしらのサービスの対価としてお金をいただいているわけですから、それが税金だからと言って、ことさら問題視するのはちょっとおかしいと思います。

寿司職人がお金とお寿司を交換しているように、医者がお金と医療サービスを交換しているように、政治家も対価として仕事をしてるわけですから、「税金で食わしてもらっている」と表現するのはそもそも不適切です。

イヤミな言い方かもしれませんが、税金を1億も払ってないのに、「俺の税金で」などと偉そうに語られるのは非常に不愉快です。

これも結局ポピュリズムという事でしょう。

政治家が仮に不倫をしたところで、仕事さえしてくれたら別にいいわけです。

なんでここまで騒ぎになるのか私には全く分かりません。

やはり日々我慢を強要されている普通の国民から見ると、好きに恋愛している二人は憎たらしい存在なんでしょうが、それと冷静な判断を区別しないといけません。