HKの徒然草

辣腕会社経営者が、人間や社会について論じています。京都大学法学部在学中に起業し、現在は代官山アドレス在住です。特技は語学で英検1級。

嫌いな理由

誰もが認めたくない人間のいやらしい感情について分析して、グフグフとほくそ笑むことを日課としています加藤です。

 

こんにちは。

 

突然ですが私も皆さんも「嫌いな人」っているでしょう?

 

ちょっと考えてみて欲しいのですが、本当にそもそも論で「なぜ人は他人を嫌いになるのか」を分析していくと、究極的には、

 

自分が承認されないから嫌い

 

というあまり認めたくない真実に気づきます。

 

例えば私は女性の「あの子(別の子)嫌い」や「あの子嫌われている」は基本的にあまり信用していません。

 

なぜならば、上位概念を突き詰めていくと「承認されないから」嫌いなんですが、もうちょっと下位概念で考えると、要は

 

自分が欲しい物を手に入れていてうらやましいからムカつく。

 

というのが「あのコ嫌い」、「あいつ嫌い」の理由のほぼ9割です。

 

人間とは自分がかわいいもので、「あいつは自分が手に入れられないものを持ってるからむかつく」なんて決して認めません。

 

人間は嫉妬してる自分を覆い隠そうとして、「あいつ嫌い」となるのです。

 

「本当はあの人のこと羨ましくて嫉妬してるからむかつくんじゃない?」なんて人に聞いても、「いや、そうではなく彼(彼女)の人間性が・・」などと彼・彼女はおそらく答えるでしょうが、それは嫉妬している惨めな自分を正面から認めたくないからです。

 

結局相対的に相手が自分より上に行ってると自分が認められないから間接的に相手が嫌いなのです。

 

もっともらしい「嫌いな理由」は、あくまで後からとってつけたようなものです。(「あの人は、私が手に入れてないものを、全て手に入れているから悔しくて嫌い」なんて自分では絶対に認めません)

 

皆さんも手を胸に当ててみてください。

 

言い方は悪いですが、何らかの基準で自分より明らかに下の人を嫌いになることなんてまずないのです。

 

自分より下の人間が嫌いだとすると、それはおそらくその人が自分の優位性を正面から認めてくれないからです。

 

レストランやサービス業で、この上なく下から丁重にちやほやしてくれるような店がありますが、そんな人をわれわれは決して嫌いにはなりません。

 

究極的には、われわれは自分たちのことを褒めてくれる人間のことを決して嫌いにはなりません。

 

私は人間社会の根本原理は承認だと思っています。

 

経済学の貨幣のようなレベルで人間社会の原理はすべて承認に基づいてると思っています。

 

結局人間関係がドロドロしてるのも根本では誰もが以下のような感情を持ってるからです。

 

自分だけ人より上に行って他者から認められたい

 

絶対に他人が自分より上にいてはいけない

 

認めたくないでしょうが、人間は誰もがこういった感情を少なからず持っています。

 

私も非常に身勝手な感情を持ってまして。

 

自分は偉そうにしたい、高らかに社会について論じてすごい人間だと思われたい。

 

でも、人が偉そうにしていたり傲慢な態度をとっていたり、何かについて居丈高に論じているのを見るのは非常に不快です。笑

 

私は正直に認めてしまいますが、これが人間心理の醜さというものです。

 

結局マウンティングというのも

 

「ほらほら俺はすごいだろ、認めてくれ」

「いや、決して認めないぞ」

 

という人間の醜さの発露ですから。

 

女性の会話のマウンティングなんて本当に典型的な「承認を求めた戦い」です。

 

女子アナが嫌われるのも、なんて事はありません。

 

ただ単に彼女たちが女性の欲しいものをすべて手に入れている人間だからです。

 

このように考えると、「あいつが嫌い」という感情は究極的に言えば、

 

自分よりあいつが上に行ってるから嫌い

 

 

自分より下のくせに自分のことを正面から認めないから嫌い

 

という点に集約されます。

 

人間とは醜いものです。